原理4:好意

第四の「原理原則」は

好意を持っている人間の頼み事は、誰しも了解してしまうということである。

すなわち、これを言い換えるならば、次のようになる。

 

好意のルール

好意は【返報性】【一貫性】【社会的証明】の影響力を倍増させる」

 

これが意味することは

好意を手にすることは「力」を手にすることと同等だということだ。

 

それでは好意を手にするために重要な要素を4つ挙げていこう。

 

(1)外見的魅力

⇒ 努力による獲得は難しい要素ではあるが、最もシンプルで強力な要素である。

⇒ 外見的魅力は、その人物がその他のあらゆる能力に優れているという「ハロー効果」をもたらす。

 

(2)類似性

⇒ 人間は、自分と類似性の高い相手を好む傾向が強くある。

⇒ つまり、鏡のように相手との類似点を増やしていけば、好意を獲得することができる。

 

(3)お世辞

⇒ どんなに見え透いたものであっても、お世辞を言われて嬉しくならない人間はいない。

⇒ お世辞とは、好意と、そして積極的な承諾を生み出す魔法である。

 

(4)接触と協同

⇒ 人間はよく知っている人、接触回数が多い人に好意を抱く。

⇒ 加えて、協同して何かを実行した人によりその傾向が高まる。

 

上記以外にも人の好意を獲得しやすい条件はある。

 

例えば、ランチョン・テクニック

これは食事中に関わった人間により好意を抱くという原理を利用し、敢えて御近づきになりたい相手を食事に誘うという手法である。

 

人には、好ましい事象とそこに関わった事物とを結びつける習性がある。

だから「食事」という好ましい事象に関わった人間にも、「好ましい」という感情を抱くのである。

 

逆に、好ましくない事象に対しても同様のことが言えるため、人間が不快感を抱く場に居合わせることはあまり得策ではない。

その結果、好意を失う結果にもなり得る。

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