原理2:一貫性

人の「原理原則」の2つ目は

常に人間は一貫性を持った行動を取りたがるということである。

どういうことか、具体的に説明していこう。

 

一貫性のルール

「何かを一度決定した後、人はその決定を正当化するように行動する」

 

このルールによって

人は、本来求めるべき利益に反するような行動を起こすことすらある。

何故ならそこに、妙な満足感が生まれるからである。

 

特にこの「原理原則」は高齢になればなるほど顕著になる。

その理由は、人間が一貫性をなくし、支離滅裂な行動を取ることは、社会的信用を失うことに直結するからである。

 

すなわち「公衆の目」というものは、魔力を持っている。

この一貫性のルールによって、人は思い通りに操作されてしまう。

この「原理原則」を利用したセールスマンの手口として

フット・イン・ザ・ドア・テクニックというものがあり

これによって、思いもよらない大きな依頼さえも相手に承諾させることができる。

「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」の詳細ページはこちら

 

相手に望む行動を起こさせたいのならば

相手に自ら望む行動を公言させることが極めて有効である。

 

あるいは、こちらからレッテルを貼ったり、署名をさせたり、望む意見を書かせたりすることも同様の効果を生む。

 

人間は誰しも、自己イメージに合うような行動を起こすように内側から圧力をかける。

そして同時に、他人が自分に対して抱いているであろうイメージにも合わせるような行動をとる習性を持つ。

 

これはつまり

相手に対して一貫性の種を蒔けば(イメージの植え付け)

おのずと人はそのイメージに合う行動をするように成長していくということである。

 

この原理を利用したセールス手法にローボール・テクニックというものが存在するが

「ローボール・テクニック」の詳細ページはこちら

この一貫性のルールは、正しい教育の現場でこそ活用されることが望ましい。

 

子育てには時折、強い脅しや報酬が活用される場面があるが

本来そんなものはいらない。正しい教育ではない。

論理や倫理を教え、感動を植え付けた後に

その子供自らで意思決定させる。

すると、その効果は長期間続く。その倫理や論理を身につけた人間へと育つ。

 

どうか、この一貫性のルールを正しく活用してほしい。

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